知っての通り、人間を○すことができる猛毒を持っているオニヒトデ
本当にオニヒトデって、害しかないのか?
オニヒトデには植物の成長を促進する(葉、茎、根に含まれている)サポニン(C27H42O3)が含まれている。
ちなみにこれがサポニンの1つ。ソラニンの構造式↓
市販の肥料に比べ窒素は少ないが、カルシウムが豊富に含まれており、植物の生育に必要な鉄、銅、亜鉛も含まれていることも分かった。
さらにヒトデには、虫や鳥が嫌うカルシウムを含んでいるため
虫や鳥を寄せ付けなくすることができる!
オニヒトデを真鯛と同じ水槽に入れた結果、病気(白点病)にかかりにくくなり、成長も早まった。
このように、一見害しかないと思っていたオニヒトデを農業、漁業の面で有効活用する方法があることが分かった。
もしかしたら、これからさらに研究が進み医療の分野でも活躍するかもしれないですね。